2014年6月1日日曜日

 アンサンブル135演奏会Vol.14、終わりました。ご来聴下さった皆さま、ありがとうございました。135としては久しぶりにほぼ満席状態になり、うれしい限りです。
 さてお客様の反応は、、、はっきり申し上げまして賛否両論でした。本プロ終演後の拍手の状態を見ても明らかです。しかし、これは演奏前から予想していたことです。人間は、何か新しいものに対峙したとき、何らかの反応を起こすものだと思います。それが肯定的なものであれ、否定的なものであれ。。。
 今回のアンケートでは、「胃が痛くなった」とのご意見もあれば、「テレビドラマのBGMを聴いているようで面白かった」と書いて頂いている方もいらっしゃり、新しい響きに対する様々なご意見がありました。どちらかというと否定的なご意見が多かったのですが、だからといって、いつまでも何百年も前に作られた曲を繰り返し演奏しているのでは、進歩がありません。
 私たちアンサンブル135が2003年に演奏会を始めたときは、明石で、同一の団体が、(年1回とはいえ)定期的に演奏会をするということは、本当に初の試みで、画期的なことでした(と自負しております)。それが今日まで11年間も続けてこられたのは、聴衆の皆さまのおかげだと、いくら感謝しても足りないくらいです。
 明石の皆さまに様々な演奏会を提供してきた上での今回の演奏会ですが、おそらく現役の作曲家の新作が明石で初演されたことは、史上初ではないかと思います(記録がないのではっきりしたことは申し上げられませんが、、、)。つまり、明石発、世界初演です。そのような演奏会ができたことに対し、私たち135のメンバーは、作曲者の森川さんや、ご来聴下さった皆さまに感謝申し上げると共に、今後も意欲的に演奏会を開催していきたいと考えて止みません。
 皆さま、また次回の演奏会もご来聴下さいますようお願い申し上げます。ありがとうございました。

2014年3月31日月曜日

 兵庫県立美術館のコンサートが終了いたしました。
聴きに来て下さった方々、ありがとうございました。

 今回のコンサートは、「フルート・ハープ・ヴィオラで室内楽をしましょう!」とフルートの吉岡美恵子さんからお話を頂いたもので、非常に楽しみにしておりました。本日のメインはなんといってもClaude Debussy(クロード・ドビュッシー)。彼が1915年に初めてこの編成で作曲し、それに触発されて様々な作曲家がこの編成のために曲を書いています。今日演奏しましたArnold Bax(アーノルド・バックス)のElegiac Trio for flute, viola and harp(フルート・ヴィオラ・ハープの為の哀歌)もその一つで、各楽器の魅力が存分に発揮されたすばらしい曲だと思います。他にもフルートとハープ、フルートとヴィオラなど、様々な曲を演奏させて頂きましたが、私にとって楽しみだったのが、Pavel Karmanov(パベル・カルマノフ)の、Funny Valentine for Viola & Harpでした。

 今日のコンサートをするに当たって吉岡さんから「ヴィオラとハープの曲を一曲お願いします」と言われて困りました。「ヴィオラとハープ?」実はありそうでないんです。YouTubeで何かいい曲がないかと探して見つけたのが、カルマノフさんの作品でした。何とか楽譜を手に入れられないかとインターネットで検索していると、彼がFacebookに登録していることが分かりました。早速「YouTubeであなたの作品を聴いたが、どこで楽譜を売っていますか?」とメールしたところ、「今から送ります」という返事とともに楽譜が届きました(もちろんメールで)。う〜ん、ITの発達した現代ならではのエピソードですね。10年ほど前までは考えられなかったことです。

 この曲は8分の7拍子で書かれていて、ヴィオラは弓を使わず全てピツィカートで(弦を弾いて)演奏します。その発想がすばらしい!ハープの音色とマッチして、独特の世界を作り上げます。今日の演奏、残念ながら録音していませんので、どんな曲かお知りになりたい方はYouTubeでお聴き下さい!
アップするのが午前0時を回って、すでに昨日のことになってしまいました。スミマセン。。。

2014年3月12日水曜日

 今日は暖かかったですね!春の訪れを感じました。
道ばたにタンポポが咲いていました。ちょっと小さいけど、分かりますか?

トリミングしました。写真をクリックすると、さらに拡大されます。

2014年2月22日土曜日

 恒例の「ヴィオラコンサート」が終わりました。ご来聴下さった方々、ありがとうございました。このコンサートは神戸友の会明石方面の方々が毎年開いてくださっているもので、数えてみたら今回が9回目でした。
他の楽器はともかく、ヴィオラの場合はオリジナル曲が少ないので、2回、3回とコンサートを重ねていくとプログラムに困ってくるのですが、新しいレパートリーを発掘したり、他の楽器用の曲を編曲したり、お客様に喜んで頂けるよう様々な工夫をし、続ける事ができました。来年再来年と、細く長く続けられるよう、今後も努力していきたいと思います。ぜひ今後もご来聴下さいますよう、お願い申し上げます。
末筆ですが、3月30日の美術館コンサートもよろしくお願い申し上げます。チケットのお求めは、こちらから!

2014年2月13日木曜日

 先日、明石ジュニアに関しての重大発表(プレ=ジュニアコースの設立)のことを書きましたが、公開練習のご案内をするのを忘れていました。

 もう日が迫っていますが、今週末の16日(日)午前9時20分より、会場は明石市生涯学習センター8階の学習室2です。練習曲はジョン・ラター(John Rutter)の弦楽のための組曲(Suite for Strings)です。7月のコンサートへ向けて、子どもたちが一生懸命取り組んでいる様子を見て頂きます。予約制ですので、事前に事務局へご連絡の上、お越しください。連絡先は明石ジュニアのホームページをご覧ください。
 フライブルク・バロック・オーケストラ(Freiburger Barockorchester 略称FBO)の演奏会に行ってきました。演目は、バッハのブランデンブルク協奏曲全曲(J.S.Bach : Brandenburgische Konzerte)です。一昨年の初来日の時は関西方面には来てくれなくて、静岡まで聴きに行きましたが、今回は昨日(アップロードが午前0時を過ぎたので正確には一昨日です)、の西宮と、14日(金)には京都でも本番があります。だんだん名前が売れてきたという感じです。実際、昨日は芸文の大ホールでの本番だったのですが、ほぼ満員の入りでした。演奏内容も上々。普通6曲通して聴くと飽きてくるのですが、FBOの演奏は最後まで引き締まっていて、聴衆をぐっと引きつけていました。でもバロックオケを大ホールで聴くというのは、少々無理がありますね。いずみホールぐらいの演奏会場が兵庫県下にできると良いですね!

 さて、このFBOのメンバー、留学時代の同級生が多いのです。特にヴィオラセクションは、4人中3人が同じ時期にコッホ先生(Prof. Ulrich Koch)の元、勉強した仲間です。その中の一人、クリスティアン・ゴセス(Christian Goosses)が、卒業試験でテレマンのヴィオラ協奏曲を演奏したのをよく覚えています。ヴィオラの新しいレパートリーを開拓していた当時の私は、「何も初心者が弾く曲を卒試で弾かなくてもいいのに」と思いましたが、今から考えれば、クリスティアンは彼なりにバロック奏法を模索していたのでしょう。卒業後、ずっと音信不通だったのですが、あるときバロック音楽のDVDを買って見ていると、昔の仲間が写っているではありませんか!その後、仕事仲間のWさんがフライブルクに留学する事になり、私の連絡先を託したところ、久しぶりに連絡が取れて、一昨年の初来日の時に四半世紀ぶりの再会を果たしたのでした。

 一昨年は本番終了後、一緒に晩ご飯を食べに行き、旧交を温めましたが、今年は過密スケジュールで、昨日は朝8時に名古屋をバスで出発。11時着の予定が11時半になり、すぐにリハーサルを開始、13時過ぎまでやってちょっとお弁当を食べた後、14時から本番。終演後はすぐにバスで伊丹空港まで移動、という忙しさ。結局ゆっくり話している暇はありませんでした。日本公演の前はベルギーへ行って、その後ワシントン・ニューヨーク公演をした後日本へ飛んできたそうで、まさに世界一周の演奏旅行です!ご苦労様!!
でも、昔の仲間が活躍するのを見るのは誇らしいですね。その姿を見て「自分も負けていられない!」と刺激を受けます。世界的に活躍するか、地域に根ざして活動するかの違いはありますが。。。22日の友の会コンサート、乞うご期待です!

2014年2月2日日曜日

 明石ジュニアのウィンターコンサート、終わりました。今回は私が学校業務の関係であまり練習に出れなかったのですが、みんな集中して練習してくれて、いい演奏ができたと思います。指揮をがんばりすぎて、一番最後に指揮棒を飛ばしてしまいました。。。お客さんに当たらなくて良かった。すみませんでした。m(_ _)m

 さて、今日は明石ジュニアに関しての、重大発表がありました。プレ=ジュニアコースの設立です。明石ジュニアはオーディションがあるためか、最近受けに来る子が減ってきました。そこで、オーディションのない初心者コースを設けようというものです。アンサンブルの基礎をしっかり学び、上達したらジュニアに行ってもらう、という目論見です。詳しくは↓のチラシをご覧ください。もう少ししたら、たこフィルのホームページにも載る予定です。たくさん来てくれると良いな。。。

プレ=ジュニアの概要です。字が小さくてすみません。拡大してご覧ください。


2014年2月1日土曜日

 グーグルクローム(GoogleChrome)で、ホームページの演奏会情報閲覧ができるようになりました。う〜ん、正確ではないですね。。。閲覧はできるのですが、怠っていたHPの更新をしてもグーグルクロームでは前の情報のまま、という状態が長らく続いていました。
 初めのうちは何とかしようとあちこち触っていたのですが変わらず、あきらめてしばらく放ってあったら、いつの間にか更新されていました。以後、今回の更新も大丈夫なようです。グーグルクロームで見て下さっている方々には、ご迷惑をおかけしました。

2014年1月26日日曜日

来週の日曜日(2月2日)は、明石ジュニアのウィンターコンサートです。
会場は、大久保の「イオン明石ショッピングセンター二番街 海の広場」。2012年に演奏会を始めて、この会場でのコンサートは3回目になります。
プログラムは、ヨハン&ヨゼフシュトラウスのピツィカート・ポルカ(Johann & Josef Strauß : Pizzicato Polka)他です(詳しくは、こちらをご覧ください)。
皆さま、お誘い合わせの上、ぜひご来聴下さい!

2014年1月5日日曜日

半年ぶりにホームページ及びブログを更新しようとしたら、やり方を忘れて四苦八苦。何とか完成してアップロードしたら、Safariではちゃんと見れるのに、GoogleChromeだと「演奏会情報」のページが古いままになっています。ん〜、なぜだろう?HP作成ソフトとブラウザとの相性が悪いのかもしれません。

2014年1月1日水曜日

新年あけましておめでとうございます

昨年は学校関係の仕事が忙しく、ほとんどホームページ・ブログの更新ができませんでした。今年は時間をみつけて、少しずつでも書き込んでいきたいと思います。早速、直近の演奏会情報をアップしました。皆さま、ぜひご来聴下さい!