2014年6月1日日曜日

 アンサンブル135演奏会Vol.14、終わりました。ご来聴下さった皆さま、ありがとうございました。135としては久しぶりにほぼ満席状態になり、うれしい限りです。
 さてお客様の反応は、、、はっきり申し上げまして賛否両論でした。本プロ終演後の拍手の状態を見ても明らかです。しかし、これは演奏前から予想していたことです。人間は、何か新しいものに対峙したとき、何らかの反応を起こすものだと思います。それが肯定的なものであれ、否定的なものであれ。。。
 今回のアンケートでは、「胃が痛くなった」とのご意見もあれば、「テレビドラマのBGMを聴いているようで面白かった」と書いて頂いている方もいらっしゃり、新しい響きに対する様々なご意見がありました。どちらかというと否定的なご意見が多かったのですが、だからといって、いつまでも何百年も前に作られた曲を繰り返し演奏しているのでは、進歩がありません。
 私たちアンサンブル135が2003年に演奏会を始めたときは、明石で、同一の団体が、(年1回とはいえ)定期的に演奏会をするということは、本当に初の試みで、画期的なことでした(と自負しております)。それが今日まで11年間も続けてこられたのは、聴衆の皆さまのおかげだと、いくら感謝しても足りないくらいです。
 明石の皆さまに様々な演奏会を提供してきた上での今回の演奏会ですが、おそらく現役の作曲家の新作が明石で初演されたことは、史上初ではないかと思います(記録がないのではっきりしたことは申し上げられませんが、、、)。つまり、明石発、世界初演です。そのような演奏会ができたことに対し、私たち135のメンバーは、作曲者の森川さんや、ご来聴下さった皆さまに感謝申し上げると共に、今後も意欲的に演奏会を開催していきたいと考えて止みません。
 皆さま、また次回の演奏会もご来聴下さいますようお願い申し上げます。ありがとうございました。