2012年9月23日日曜日

先週は一週間で4つの本番、今週は大学の集中講義と、超忙しいスケジュールでした。HPとブログの更新を怠っていたら、なんとブログの方が2,000ページビュー超えているではありませんか!この前1,000ページビューを超えたのが5月末で、開設以来6ヶ月の達成でしたが、今回はそれから4ヶ月で2,000までいきました。気分のままに書くブログですが、そんなものでも見ていただいていることに、感謝申し上げます。

さて、一週間で4つの本番とは、
一つ目は9月11日の「県西音楽科開設30周年記念演奏会」です。メイン曲はチャイコフスキーの交響曲第五番。高校生にとっては少し難しいかなと思ったのですが、夏休みの間ずっと学校に出て練習していた成果が現れて、すばらしい仕上がりでした。若い力はすごいものです!最後はフィンランディア(Sibelius : Finlandia)。なんと佐渡裕さんが客演で指揮をして下さいました。こちらも集中した演奏で、すばらしいできばえでした。
二つ目はアンサンブル135の谷八木小学校音楽鑑賞会。14日でした。なんとフルートの大江さんの出身校です!1回1時間、全学年対象の鑑賞だったのでプログラムを組むのに苦労しましたが、児童の皆さん興味を持って聴いてくれました。よかった!
三つ目は15日の「ときのまちの小さな音楽会」。これも135で出演。5月の演奏会で弾いたダマーズの「15分」を再演しました。今回もなかなか好評でした。

そして四つ目は17日の明石フィル定期(これが一番書きたい記事です)。こちらはトロンボーンの呉先生がグレンダールのトロンボーン協奏曲(L. Grøndahl : Trombone concerto)を演奏するとあって、呉ファンが殺到。本番は第2楽章で楽譜が飛ぶ(空調の風で)というハプニングがあったにもかかわらず、完璧な演奏でした。そして後半はホルストの組曲「惑星」(G. Holst : The Planets)というプログラム。実力派のソリスト、人気の曲の相乗効果で、1,000人近い入場者を記録!たくさんのお客さんに聴いていただき、演奏する方は喜びと緊張の中での本番でした。明石市の支援で今まで育ててきていただいたことを肝に銘じ、今後も地域文化の発展に寄与すべく活動していきたいと思います。明石市民の皆様ご理解とご支援よろしくお願い申し上げます。

さらに今週は、大学の集中講義で朝9時から夕方6時まで三日間ぶっ通しで授業。その上今日も西宮市少年少女合奏団の本番が西宮の芸文でありました。兵庫県交響楽祭への出演です。先の定期でやったドヴォルザークを再演。今回は大ホールだったので、子どもたちはより気持ちよく弾くことができたと思います。

怒濤の二週間でした。。。

2012年9月3日月曜日

多分日曜日の晩に、ホームページ1,000ページビュー達成!ブログの方も、間もなく2,000ページビューになろうかという勢いです。これだけ見て(読んで)頂いていることに「感謝、感激、雨あられ」です。ん?でもこれって関東的表現ですね??関西弁ではなんて言うのでしょう???
絃・弦・元気ッズコンサートが無事終了しました。

一昨年と同じく、夙川の大手前大学のホールをお借りしてのコンサートです。今年は客演に邦楽演奏家の折本慶太さんをお迎えし、箏と尺八の演奏をして頂いた他、西宮子ども音楽セミナーの子どもたち(元気ッズ)による演奏、たこフィルの弦楽四重奏、ネットワーク兵庫・大阪邦楽陣による「つるのおんがえし」、箏とヴァイオリンの体験演奏など、盛りだくさんのプログラムでした。

個人的には、折本さんと演奏した「春の海」が新鮮でした。「春の海」は、尺八と箏がオリジナル。それをヴァイオリンと箏で演奏したのですが、折本さんの奏でる箏からは繊細で多彩な音が紡ぎ出され、隣で弾きながら「箏ってこんな音が出るんや。おおっ!こんなことも、ええっ!!あんなこともやってるやんけ!!!」と、驚きの連続。それに対してヴァイオリンパートは五線で書いてありますので、音符をそのまま演奏するだけです。「きっと尺八で演奏したらもっと自由に、いろんな表現をするんやろうなあ〜」と思いながら弾いていました。もちろんヴァイオリンは尺八ではありませんから、ヴァイオリンにできる表現をすればいいのですが、尺八についてもっと研究したら、これは再現できる、これは無理、ヴァイオリンだったらもっと違うこんな表現ができるなど、可能性が広がるだろうな、と思いました。

コンサートの成功と相まって、有意義な一日でした。折本さんとNW兵庫の面々、元気ッズのみんなに、それから大手前大学箏曲部のみなさんにも、感謝!