2014年3月31日月曜日

 兵庫県立美術館のコンサートが終了いたしました。
聴きに来て下さった方々、ありがとうございました。

 今回のコンサートは、「フルート・ハープ・ヴィオラで室内楽をしましょう!」とフルートの吉岡美恵子さんからお話を頂いたもので、非常に楽しみにしておりました。本日のメインはなんといってもClaude Debussy(クロード・ドビュッシー)。彼が1915年に初めてこの編成で作曲し、それに触発されて様々な作曲家がこの編成のために曲を書いています。今日演奏しましたArnold Bax(アーノルド・バックス)のElegiac Trio for flute, viola and harp(フルート・ヴィオラ・ハープの為の哀歌)もその一つで、各楽器の魅力が存分に発揮されたすばらしい曲だと思います。他にもフルートとハープ、フルートとヴィオラなど、様々な曲を演奏させて頂きましたが、私にとって楽しみだったのが、Pavel Karmanov(パベル・カルマノフ)の、Funny Valentine for Viola & Harpでした。

 今日のコンサートをするに当たって吉岡さんから「ヴィオラとハープの曲を一曲お願いします」と言われて困りました。「ヴィオラとハープ?」実はありそうでないんです。YouTubeで何かいい曲がないかと探して見つけたのが、カルマノフさんの作品でした。何とか楽譜を手に入れられないかとインターネットで検索していると、彼がFacebookに登録していることが分かりました。早速「YouTubeであなたの作品を聴いたが、どこで楽譜を売っていますか?」とメールしたところ、「今から送ります」という返事とともに楽譜が届きました(もちろんメールで)。う〜ん、ITの発達した現代ならではのエピソードですね。10年ほど前までは考えられなかったことです。

 この曲は8分の7拍子で書かれていて、ヴィオラは弓を使わず全てピツィカートで(弦を弾いて)演奏します。その発想がすばらしい!ハープの音色とマッチして、独特の世界を作り上げます。今日の演奏、残念ながら録音していませんので、どんな曲かお知りになりたい方はYouTubeでお聴き下さい!
アップするのが午前0時を回って、すでに昨日のことになってしまいました。スミマセン。。。

2014年3月12日水曜日

 今日は暖かかったですね!春の訪れを感じました。
道ばたにタンポポが咲いていました。ちょっと小さいけど、分かりますか?

トリミングしました。写真をクリックすると、さらに拡大されます。