2012年8月9日木曜日

昨日(8月8日)は、こどもあかし楽講座「クラシック音楽の匠」の講師をさせて頂きました。18人の小学生(2名欠席で少し残念)といっしょにヴァイオリンについて学び、ヴァイオリンの体験演奏をする講座です。

講座の準備、進行にあたっての補助は、明石商業高校の生徒9名が手伝ってくれました。ヴァイオリンを触ったことがない人ばかりでしたが、1回だけ学校へお邪魔して、事前打ち合わせ兼ヴァイオリンミニ講座をしたら、、、たった1時間で「キラキラ星」をマスターしてしまいました。オドロキ! 昨日も持ち方や弾き方の分からない小さい子たちを優しくカバーしてくれました。感謝! ちなみに担当の牧田先生は、中学の先輩なのです。

ところで、こどもあかし楽講座は次の4つの講座で1セットになっています(チラシをご参照下さい)。
① 和文化の匠
② クラシック音楽の匠
③ ものつくりの匠
④ 自然環境の匠
この中のヴァイオリン体験ですから、音楽好きの子ばかりが集まるとは限りません。どうしたら2時間の講座の中でヴァイオリンに興味を持ってもらえるか考え、「ほたるこい」の演奏体験をメインに、楽器の構造や歴史、手遊びを取り入れながら、余裕があれば「キラキラ星」というプランで行くことにしました。

さて、講座に来た小学生たち、始めは「ちまっ」と座っていましたが、アイスブレイクの「むすんでひらいて」でちょっと打ち解けてヴァイオリン体験へ。まず楽器の構え方・弓の持ち方から始めて、解放弦の練習をしました。やはり、今持ったばかりの、全く始めてのヴァイオリンなのでなかなかうまく行きません。しかし、余分な力を抜くことを話すと、だんだんいい音になってきました。
休憩の後は、ヴァイオリン組み立てキットを見せながら、楽器の構造を説明。できるだけ易しく話したつもりでしたが、みんな分かったかな???
後は左指の押さえ方を説明して「ほたるこい」に挑戦!途中に手遊びや、ヴァイオリンの歴史、質問コーナーを入れながら少しずつ進めて行きました。子どもたちが飽きないように、エアーヴァイオリンなど練習の方法を工夫して何度かやっているうちに、E線とA線で結構きれいに「ほたるこい」が弾けるようになりました(残念ながら「キラキラ星」まではいきませんでした。またの機会に!)。

最後は発表会(所要時間2分!)。送り迎えの父兄と文化芸術課の人たちが聴いて下さり、たくさん拍手を頂きました。たった2時間の講座でしたが、ヴァイオリンの楽しさが(そして難しさも?)みんなに伝わったかな? 夏休みの思い出にして下さい!

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